果実と恋のバスケット
「なんかこういうのって、恥ずかしいね…」
「う、うん、そうだね…」
お互い、もう何日も経ったのにこれだけで顔が赤くなってしまう。
うぅぅ、恥ずかしい…。
「…今日は何しよっか?」
「う〜ん、何しようね…」
ミカンくんがソファーに座り、私はミカンくんの膝の上に座る。
これも今の定位置だ。
リンゴくんとイチゴくんもリビングにやってきて、本を片手に楽しげに話を始める。
リンゴくんは最近、歴史だけでなく地理なんかにも手を出しているみたいで、イチゴくんはその話を楽しそうに聞いていた。