The previous night of the world revolution4~I.D.~
…二時間後。
俺の顔は、見事にルレイアの玩具にされていた。
ルレイアが、「女性のシュノさんの顔に落書きは出来ません!」とか何とか体の良いことを言って、シュノの分の落書きも、俺が引き受けたものだから。
余計に酷いことになってる。
「ご、ごめんねルルシー…。私弱くて…」
自分のぶんまで罰ゲームを引き受けて、悲惨な顔になってる俺に申し訳なかったのか、シュノが謝ってきたが。
「違う…。断じてシュノのせいじゃない」
シュノが弱いのではない。
ルレイアとルリシヤが強過ぎるのだ。
羽根突き選手権があったら、多分プロになれる腕前。
元々運動神経抜群の二人ではあるが、組ませるとここまで脅威とは。
「まぁ、順当な結果…と言えば順当な結果だよね」
「元気出せルル公。相手が悪かった」
「…畜生…」
アイズとアリューシャに励まされるが、全然納得行かない。
だって、俺の顔は。
「…うふふ。これでルルシーは俺のモノ…」
「あぁ。よく似合ってるよルルシー先輩」
「…ぶっ飛ばすぞ、お前ら」
俺の顔には、ルレイアの落書きが。
その内容は。
額から口許に矢印を引っ張って、こう一言。
「ルレイア専用(ハート)」。
「…まるでアダルトコミックだな」
「うふふ。だってルルシーのお口は…俺専用だもん♪」
「すげぇルル公!エロゲみてぇ!」
「はいはいアリューシャ。見ちゃ駄目だからねー」
「仲良いなぁ…羨ましい」
羨ましいならやるよ、シュノ。俺持て余してんだよ。
「…うふふー」
「…」
にっこにっこと俺を見つめるルレイア。
嬉しそうなのは良い。嬉しそうなのは良いけど…。
…もう二度と羽根突きなんてやらねぇ、と心に誓った。
俺の顔は、見事にルレイアの玩具にされていた。
ルレイアが、「女性のシュノさんの顔に落書きは出来ません!」とか何とか体の良いことを言って、シュノの分の落書きも、俺が引き受けたものだから。
余計に酷いことになってる。
「ご、ごめんねルルシー…。私弱くて…」
自分のぶんまで罰ゲームを引き受けて、悲惨な顔になってる俺に申し訳なかったのか、シュノが謝ってきたが。
「違う…。断じてシュノのせいじゃない」
シュノが弱いのではない。
ルレイアとルリシヤが強過ぎるのだ。
羽根突き選手権があったら、多分プロになれる腕前。
元々運動神経抜群の二人ではあるが、組ませるとここまで脅威とは。
「まぁ、順当な結果…と言えば順当な結果だよね」
「元気出せルル公。相手が悪かった」
「…畜生…」
アイズとアリューシャに励まされるが、全然納得行かない。
だって、俺の顔は。
「…うふふ。これでルルシーは俺のモノ…」
「あぁ。よく似合ってるよルルシー先輩」
「…ぶっ飛ばすぞ、お前ら」
俺の顔には、ルレイアの落書きが。
その内容は。
額から口許に矢印を引っ張って、こう一言。
「ルレイア専用(ハート)」。
「…まるでアダルトコミックだな」
「うふふ。だってルルシーのお口は…俺専用だもん♪」
「すげぇルル公!エロゲみてぇ!」
「はいはいアリューシャ。見ちゃ駄目だからねー」
「仲良いなぁ…羨ましい」
羨ましいならやるよ、シュノ。俺持て余してんだよ。
「…うふふー」
「…」
にっこにっこと俺を見つめるルレイア。
嬉しそうなのは良い。嬉しそうなのは良いけど…。
…もう二度と羽根突きなんてやらねぇ、と心に誓った。