アオハル・サーキュレーター
軽トラは、1時間ほど走り続け、やがて山道に差し掛かった。
4WDの軽トラはエンジンを唸らせながら、山道を登り、途中止まって、女がスマホで道を確認し、また唸りを上げて山道を登り、また止まって、また山道を登ってを繰り返し。
1時間。
山の中腹に、大きな建物が見えてきた。
禍々しい門があり、その前では、黒服にサングラスをかけた男たちがお出迎え。
門を軽トラはくぐり、それっぽい場所に停車。
「ほら、降りて」
女に促され、俺はやっと荷台から降りることができた。