凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「まずさ、好きじゃなかったらこんなに会わないし、連絡もとらないよ俺」

「私、何もかも初めてでわかんなかった」

「そういう所も好きだよ」

「え、なんかちょいちょい出してた? そういうの」

「どうだろ。まぁ、早く気づけーっては思ってたけど。間接キスとか」

恥ずかし過ぎる。
ここが暗くて良かった。
私の顔はゆでダコみたいになってるに違いないから。

てゆうか、こんな夜景の見える素敵な場所でファーストキス…

も、悶絶しそう。

「こんな場所でファーストキスできるなんて夢みたい…」

「俺が二人きりになりたかったの」

そう言って私の胸に顔を寄せて抱きついてくる伊吹が、心から愛おしいと思った。
< 104 / 300 >

この作品をシェア

pagetop