凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「ああ。そうだろうなって思ったよ」

『本気なの?』

「俺はな」

『珍しい。まぁ頑張れよ。なかなか高嶺の花だと思うけど』

「上等」

『はは。きも』

「言ってろ。んじゃな」

『うん。今日ごちそうさま。ありがとな。お休み』

「ああ。お休み」

やっぱり俺の弟、可愛いわ。

高嶺の花ねぇ。

確かにそうか。

理想高いもんなー。

俺あんな事言ったけど叶えてあげれっかな?

まぁいい。
どうせ意識したところでできるもんでもねぇし。

マンションに着いて部屋を見渡す。

ここはタワーマンションの最上階。
メゾネットになってる。

50畳のリビング。

余計な家具はなく静かに俺を待っていた。


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