寒がりなわたしの彼はすぐにわたしを抱きしめたがるから
……。
どんな表情をしてるのかわからないけど…
その声はさみしそうだった。
あったかい緋太さんから聞こえるもの寂しい声が離れていく。
「わかった気がします、僕が現れた理由」
「え…?」
俯いていたから緋太さんの足元しか見えてなくて、それが見えなくなったからつい顔を上げてしまった。
「やっとこっちを見てくれましたか」
その表情は微笑んでた、でもハの字にした眉がさみしさを物語ってて。涙でぐちゃぐちゃだったわたしに向かって笑ったから。
「どうして自分が柑乃さんの前に現れることが出来たのか、それは柑乃さんにお礼を言う為だと思ってたんです。でも実際は少し違って…」
その理由は、考えてみたけどわたしにもわからなかった。
佐湯くんと違って暖のことは知らなかったし、わたしがクリスマスに焦がれてたことも知らないし。
じゃあどうして緋太さんは…?
「柑乃さんを応援する為です」
どんな表情をしてるのかわからないけど…
その声はさみしそうだった。
あったかい緋太さんから聞こえるもの寂しい声が離れていく。
「わかった気がします、僕が現れた理由」
「え…?」
俯いていたから緋太さんの足元しか見えてなくて、それが見えなくなったからつい顔を上げてしまった。
「やっとこっちを見てくれましたか」
その表情は微笑んでた、でもハの字にした眉がさみしさを物語ってて。涙でぐちゃぐちゃだったわたしに向かって笑ったから。
「どうして自分が柑乃さんの前に現れることが出来たのか、それは柑乃さんにお礼を言う為だと思ってたんです。でも実際は少し違って…」
その理由は、考えてみたけどわたしにもわからなかった。
佐湯くんと違って暖のことは知らなかったし、わたしがクリスマスに焦がれてたことも知らないし。
じゃあどうして緋太さんは…?
「柑乃さんを応援する為です」