それぞれの幸せの形
変化

ある日、珍しく智樹さんが熱を出した

「智樹さん朝だよ起きて!」

「、、、」

「智樹さん?」

いつもなら声かけたらおはよって返事してくれるのに
今日はなんだか変だ

「智樹さんってば!」

「、、優香、?」

智樹さんの顔が真っ赤だった

「智樹さんめっちゃ熱あるじゃん!顔赤いよ?!」

「まじ、?、ハア、いやでも大丈夫だよ、ハア、、」

「熱測ろ?」

体温計をみると38度だった

「めっちゃ高いよ?今日はゆっくり休んで」

「いやいや仕事溜まってるし、今日外来だし行くよ」

「何言ってんの患者さんにうつしたら大変でしょ?
とにかくゆっくり休んで、
龍先生にも言っておくから大丈夫だよ」

知り合ってから智樹さんが熱を出すなんて始めてだったし、そもそも智樹さんは体は強いから滅多に風邪引かないって前言ってたから38度と聞いてびっくりした

「龍先生?おはようございます
智樹さんめっちゃ熱あって今日仕事休ませます」

「優香ちゃんおはよう
智樹熱なの?珍しいね
今日俺仕事午前で終わるしその後智樹見に行くから優香ちゃん心配しないで」

「ありがとうございます。お願いします」

1日中智樹さんが心配で仕事どころじゃなかったけど、なんとか早く仕事を終わらせた
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