花言葉はピュア ー敏腕社長は百合のような彼女を守り抜くー
「環。」
「なあに?」
「これから先の長い人生、きっと俺は環に無様で情けない姿を見せることもあるだろう。そのときは俺の手を決して離さず支えて欲しい。だからせめていまはまだ、環にとってパーフェクトな男でいさせてくれないか?」
「・・・わかった。私はいつでも斎さんの防波堤になる。だから斎さんは安心して自分の思うように生きて。」
「ありがとう。」
葉山はそう言って優しく微笑み、ふいに華奢な環の身体を抱き上げた。
「きゃっ」
「さて。そろそろ休もうか。夜はまだ長い。小出達に邪魔された分まで、たっぷり俺の相手をしてくれるよね?」
頬を染める環の答えを待たずに、葉山は寝室のドアを開けた。
fin