御曹司様の一目惚れ人生ゲーム〜私はただ愛されたかっただけ〜花村三姉妹   葉子と仁の物語
俺たちはお互いに初めから素直になればよかったんだ。そうしたら、こんなもどかしい遠回りをしなくてすんだのに。今一度、俺の本心を伝えよう。


「なぁ、おまえとチビと一緒に家族になりてぇんだよ。おまえたちのことを俺に守らせてくれよ。それとも俺はそんなにおまえにとってストレスになっているのか? 俺がいなくなった方がおまえのためになるのか?」

「……ぅ、じ、仁のこと、信じてもいいの?」


子供のように泣きじゃくりながら尋ねる彼女を、さらに愛おしく感じる。


もう絶対離さないからな。
これからはずっと一緒に生きていこう。
おまえを一人にはしないよ。


この時、やっと彼女から一緒に住むことの了承も得た。順序が違ってしまったが、すぐにでも籍を入れたい俺。それは東京に戻ってから両家に了承を得なければならない。それに気になる俺と葉子ちゃんのチビのことも知りたい。


「……、赤ちゃんたちは順調に成長しているよ。今5ヶ月で……」

「はあ? ちょ、ちょっと待て。おまえ今、『たち』って言ったか? 赤ちゃんたちって?」

「えっ、知らなかった? 双子だよ」


すぐにおふくろに電話して、双子であることを知らせる。


どうして顔がニヤけてしまうんだ? 嬉しすぎて怖いくらいだ。愛している女性がようやく俺の元に戻り、彼女のお腹には双子の赤ちゃんがいる、俺たちの。そしてこの奇跡に感謝する。

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