思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

それからもう1つ。

最初の手術の説明でも、先生は言っていた。


【手術が全てではありません】



今にして思う、アレも選択肢の1つだったんだって。


『切れば治るんですよね?』


あの時の、最初の診察で出された結果に、身を乗り出した父。



手術して、ほんの少しの間、退院して、お外に出て、お家に帰って、


リフォーム?(笑)




『今の内に、逢わせたい方がいれば、逢わせてあげて下さい。』


テレビで、よく聞く言葉。

ちらりと父に確認してから、あんちゃんに電話した。


田舎の情報網の伝達速度は光より速い気がするのは前回書きました(笑)


説明の最後に

【入院診療計画書】


経過;モルヒネの持続性静注による痛み止めを行います。

腹水は、細い針、管を刺して抜く事を考えましょう。


かなり状態は悪いです。

ここ数日の可能性もあります。




とか言う紙を頂きました。これだけではなく、色々書いてあります。


一枚の紙の中に、可能性と不可能が混在しています。


マザーグースの詩みたいだね☆



今度の父の、薄い当たりは一体何を引くんでしょうか?(笑)



あ、腹水は、栄養状態が悪くなると溜るんだそうです。


履きたかった靴もズボンも、むくんではけなくてスリッパでお出掛けした父。



結果的に、正解(笑)


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