思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

【12月6日】

今日も雨です。


昨日のうちから来て頂いてるのは、重箱の皆さんと(笑)瑠璃さん。


それから、急を聞くことになった、母の弟のおじさん。

『お見舞いに来ようと思ってたら、、いきなりコレでは義理も人情も立たないぞ…』

『ナンボ隠すったって、人の生き死に…まして、われダンナの事、俺の義兄なんだぞ?じゃ、ひんでなぁ…』


瑠璃さんが大体の事情を話し、そっと呟く。少し笑って(笑)


『おぅ…この話よ?』

『あと何回、おばちゃんの方の人達さ話すんだが?おばちゃんの代わりに、怒られろ?』


瑠璃さんと私の二人で半笑い。


瑠璃さんは母の性格を知っているから、余計に(笑)


納棺も何も未定な内から、来て頂いた方達の為に

『何でも言えよ?出来る事はやるすけぇな?』


『おじちゃんには、ナンボようかん買って貰ったんだが。おばちゃんにも漬物いっぱい貰ってよ?』

ようかんは、瑠璃さんのお子様、長男君が小さかった時に父があげたら、ようかん好きに育ったって、お話(笑)


『今回の分は、今後の三倍返しでチャラだぞ?』そう豪快に笑う瑠璃さんに、買い出しとか、全部やって頂いてます。


重箱のおじさんも、父の顔を何度も見に行きながら『寝でらのが?起きろ。なぁ?』って、つっついて遊んでます(笑)


父が好きだった煙草を、今日の納棺に入れて下さるそうです☆


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