フォーエバーフレンド〜黒猫は会いにいく〜

 そしたら、その中で暮らしてた猫のキジトラ猫に見つかったから、すぐ逃げようとした。


 しかし、


「まて!!」


 と、目の前に回り込まれて止められてビックリした。


『な、何よ?』

「おまえ、もしかしてミニクロじゃないのか?」

『っ!何で知ってるの?』


 教えてもいないのに。


 すると、あとから灰色の猫もやって来て。


「この猫、ミニクロなの?本当に?」

「どうやらそうみたいだぜ」


 2匹でコソコソそんな事話してるから訳がわからない。


『だから、何で私のこと知ってるのよ!』


 イライラしてきて怒鳴り気味になってると、2匹が私を見てから、遠くにいるミツイの方を見た。
 


「アイツがよく寝言で言うんだよ、ミニクロって」

「そうよね、クロってことは黒猫だと思ってたから。黒猫見るたびに私達はミニクロなのか?て聞いてたのよ」

「そうそう、それで今、お前がちょうど来たからな。聞いてみたらお前は名前もそうだって言うし」


 2匹の説明を聞いて、ミニクロは言葉を聞いて嬉しかった。
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