恋人同盟〜モテる二人のこじらせ恋愛事情〜【書籍化】
「めぐ、おいで」
交代でシャワーを浴びてからバスローブを羽織ると、ベッドで待っていた弦がめぐを優しく抱き寄せた。
並んで座り、甘いキスをすると、弦はめぐの顔を覗き込む。
「怖い?」
「ううん、大丈夫」
そう答えるめぐは少女のようにあどけなく、緊張で身体を強張らせている。
「めぐ、俺はもうこれ以上は抑えきれない。めぐの全てを俺のものにしたい。俺を信じて受け止めてほしい」
めぐはじっと弦を見つめてから頷いた。
弦はそんなめぐにふっと微笑む。
「めぐ、愛してる」
耳元でささやくと、弦はめぐをそっとベッドに押し倒す。
覆いかぶさって何度もキスを繰り返し、めぐの名を呼んだ。
「めぐ……、めぐ、綺麗だ」
髪に口づけ、首筋をキスでたどり、鎖骨をなでて肩先からスルリとバスローブを落とす。
真っ白な肌はほんのりピンクに染まり、めぐは目を潤ませて弦を見上げた。
「大丈夫、俺だけ見てて」
「うん」
弦は何度もめぐに口づけながら、バスローブのリボンを解いてめぐの素肌に手を滑らせた。
シルクのような滑らかなめぐの肌は手に吸いつくようで心地良く、ウエストのラインはドキッとするほど艶めかしい。
あっという間に弦の余裕は奪われた。
夢中でめぐの身体のあちこちにキスの雨を降らせ、隅々まで素肌を暴き、徐々に高まるめぐの色香に溺れていく。
やがて二人の身体は一つに重なる。
んっ……と痛みを堪えるめぐを、弦はギュッと胸に抱きしめた。
「めぐ、俺のめぐ。心から愛してる」
ささやきながら甘く口づけると、めぐの身体からだんだん力が抜けていく。
弦はグッと身体を奥まで進めた。
「めぐ?大丈夫?」
「うん、大丈夫。嬉しい……」
微笑んだめぐの瞳から涙がひと粒こぼれ落ちる。
弦はその涙をチュッとキスで拭うと、優しくめぐの頭をなでた。
「めぐ、俺は世界一幸せ者だ。心も身体も汚れのない、こんなにも綺麗なめぐを愛せるんだから。絶対に幸せにしなきゃいけない。何があってもめぐだけは」
「ありがとう。私も今、世界で一番の幸せ者です。大好きなあなたと結ばれて嬉しい。大切にしてくれてありがとう」
「めぐ……」
たまらないとばかりに、弦はクッと顔を歪める。
そこから先はもう止められない。
溢れる想いのまま二人はひと晩中互いを抱きしめ合い、愛をささやき合っていた。
交代でシャワーを浴びてからバスローブを羽織ると、ベッドで待っていた弦がめぐを優しく抱き寄せた。
並んで座り、甘いキスをすると、弦はめぐの顔を覗き込む。
「怖い?」
「ううん、大丈夫」
そう答えるめぐは少女のようにあどけなく、緊張で身体を強張らせている。
「めぐ、俺はもうこれ以上は抑えきれない。めぐの全てを俺のものにしたい。俺を信じて受け止めてほしい」
めぐはじっと弦を見つめてから頷いた。
弦はそんなめぐにふっと微笑む。
「めぐ、愛してる」
耳元でささやくと、弦はめぐをそっとベッドに押し倒す。
覆いかぶさって何度もキスを繰り返し、めぐの名を呼んだ。
「めぐ……、めぐ、綺麗だ」
髪に口づけ、首筋をキスでたどり、鎖骨をなでて肩先からスルリとバスローブを落とす。
真っ白な肌はほんのりピンクに染まり、めぐは目を潤ませて弦を見上げた。
「大丈夫、俺だけ見てて」
「うん」
弦は何度もめぐに口づけながら、バスローブのリボンを解いてめぐの素肌に手を滑らせた。
シルクのような滑らかなめぐの肌は手に吸いつくようで心地良く、ウエストのラインはドキッとするほど艶めかしい。
あっという間に弦の余裕は奪われた。
夢中でめぐの身体のあちこちにキスの雨を降らせ、隅々まで素肌を暴き、徐々に高まるめぐの色香に溺れていく。
やがて二人の身体は一つに重なる。
んっ……と痛みを堪えるめぐを、弦はギュッと胸に抱きしめた。
「めぐ、俺のめぐ。心から愛してる」
ささやきながら甘く口づけると、めぐの身体からだんだん力が抜けていく。
弦はグッと身体を奥まで進めた。
「めぐ?大丈夫?」
「うん、大丈夫。嬉しい……」
微笑んだめぐの瞳から涙がひと粒こぼれ落ちる。
弦はその涙をチュッとキスで拭うと、優しくめぐの頭をなでた。
「めぐ、俺は世界一幸せ者だ。心も身体も汚れのない、こんなにも綺麗なめぐを愛せるんだから。絶対に幸せにしなきゃいけない。何があってもめぐだけは」
「ありがとう。私も今、世界で一番の幸せ者です。大好きなあなたと結ばれて嬉しい。大切にしてくれてありがとう」
「めぐ……」
たまらないとばかりに、弦はクッと顔を歪める。
そこから先はもう止められない。
溢れる想いのまま二人はひと晩中互いを抱きしめ合い、愛をささやき合っていた。