キミの隣に座っていたい
5.未来は…

ゴールはスタート

約半年後

とうとう絢が卒業する日になった。



あれから、水瀬は学校をやめた。竜也やりんたちは相変わらず。この春、竜也が結婚するらしい。


時間があるときは、絢と一緒に祖父のところに行った。

きちんと絢と進路の話をして、この春絢は調理の専門学校に進学。





「佐原先生?」

式が終わって、職員室にいると後ろから声をかけられたら。

「何でしょう?」

50歳代の小太りの教師。

「最後のHRしてますよ。最後に佐原さんの高校生活を見てみては?」

そっか…今日で絢たち高校最後なんだ…

「行って見ます。」

そう言い、絢がいる教室まで走った。







遅かったか…

「ありがとうございました!!」

生徒たちが担任に礼を言った。


「皆で写真撮ろーぜ!!」

デジカメをだして、写真を撮りだした。



どうしようか…職員室に戻るか?











「涼ちゃん!!」

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