琴葉の日記
今日は楽しいこと、うれしいことがいっぱいだったな〜。
でも、気になったこともひとつ。
秀一郎さんてば、最後にボソッと呟いたんだよね……
『僕のことはまだ“秀一郎さん”なんだな〜。今日一日、喋り方も丁寧語に戻ってたし……』って。
責める感じじゃなくて、淋しそうに言うところが、胸にグサグサグサっときた。
だけど、『まだ』って何⁉︎
秀一郎さんは永久に“秀一郎さん”のままだよ。
“秀くん”には戻れませーん。
それと、文字だとがんばって砕けた言い方にできてたけど、対面だと難しかった。
どうしても丁寧語になっちゃうよ!
あんな顔させたくないけど、こればっかりはゴメンなさーい‼︎