琴葉の日記
4月10日(木)
中学生になっても今まで通り、毎日杏奈と登下校してる。
今日も一緒に帰ってきたんだけど、そのときに杏奈が教えてくれた。
『私の隣のクラスに超イケメンがいるって、ちょっとしたフィーバーが起きてる』って。
それを聞いただけでも、誰のことなのか、すぐにピンときた。
『それって、神山 秀一郎さん?』って訊いたら、『そう、その人』だって。
やっぱり。
そうしたら、杏奈ってば、『もう2組にまで知れ渡ってるんだ! さすが〜』って、妙に感心するの。
だから、『昨日の朝、私が昇降口で少しだけ話しかけた人だよ〜』って言ったら、『あ〜、あの人!』だって。
『どういう知り合い?』って言うから、少しだけ説明しておいた。
『お母さんが家政婦してるお家の息子さんなんだ』って。
もっと詳しく話してもよかったかな?
杏奈はうちの事情だって知ってるし、ベラベラ噂話をする子でもないんだから。
う〜ん、こういう内容ってどこまで話していいのか、判断するのが難しい……
それはそうと、今日も新しい友達はできなかった。
最初の声がけって、すごく緊張する。
私ってこんなにヘタレだったかな……
あ〜、何かグチっぽくなっちゃったから、今日はここまでにしておく。
明日がんばれたら、がんばろっと。
今日も一緒に帰ってきたんだけど、そのときに杏奈が教えてくれた。
『私の隣のクラスに超イケメンがいるって、ちょっとしたフィーバーが起きてる』って。
それを聞いただけでも、誰のことなのか、すぐにピンときた。
『それって、神山 秀一郎さん?』って訊いたら、『そう、その人』だって。
やっぱり。
そうしたら、杏奈ってば、『もう2組にまで知れ渡ってるんだ! さすが〜』って、妙に感心するの。
だから、『昨日の朝、私が昇降口で少しだけ話しかけた人だよ〜』って言ったら、『あ〜、あの人!』だって。
『どういう知り合い?』って言うから、少しだけ説明しておいた。
『お母さんが家政婦してるお家の息子さんなんだ』って。
もっと詳しく話してもよかったかな?
杏奈はうちの事情だって知ってるし、ベラベラ噂話をする子でもないんだから。
う〜ん、こういう内容ってどこまで話していいのか、判断するのが難しい……
それはそうと、今日も新しい友達はできなかった。
最初の声がけって、すごく緊張する。
私ってこんなにヘタレだったかな……
あ〜、何かグチっぽくなっちゃったから、今日はここまでにしておく。
明日がんばれたら、がんばろっと。