鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
額に滲んだわずかな汗が、普段は冷静に振る舞っている悠生さんの緊張を示していた。この写真一枚に、悠生さんがどれほどの決意を抱いて現場に立っているのかが詰まっている。
「努力を否定するな、という言葉を思い出したよ」
静かに言うのが聞こえてはっと顔を上げる。それを彼らに言ったのは私だ。
「私たちは今まで、悠生の選択を間違っていると思い続けてきた。どんな思いでなにをしているのか、見ないようにしてきたと言ってもいい。だが、律さんのその言葉を受けてこの写真を、悠生の活躍をちゃんと見た。……悠生には悠生の戦う場所がある。それを理解したよ」
「病院は俺が継ぐから安心して」
「努力を否定するな、という言葉を思い出したよ」
静かに言うのが聞こえてはっと顔を上げる。それを彼らに言ったのは私だ。
「私たちは今まで、悠生の選択を間違っていると思い続けてきた。どんな思いでなにをしているのか、見ないようにしてきたと言ってもいい。だが、律さんのその言葉を受けてこの写真を、悠生の活躍をちゃんと見た。……悠生には悠生の戦う場所がある。それを理解したよ」
「病院は俺が継ぐから安心して」