鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
両親の望まない結婚をした彼にこれ以上悪印象を与えさせないためにも、妻としての役割をきちんとこなしたかった。それが悠生さんと彼の父親を意識しないこと、というのもおかしな話だけれど。
「ああ、俺のこともいないものとして扱ってくれてかまわない。だが、フォローはする」
そう言ってから、悠生さんは自分の手を見た。
「こういう時、勇気づけるために手のひとつでも握るものだと思っていた。君の場合はどうすれば安心させられる?」
彼は自分の考えていることや疑問をちゃんと口にしてくれる。その事実に安心感を覚えながら、首を左右に振った。
「ああ、俺のこともいないものとして扱ってくれてかまわない。だが、フォローはする」
そう言ってから、悠生さんは自分の手を見た。
「こういう時、勇気づけるために手のひとつでも握るものだと思っていた。君の場合はどうすれば安心させられる?」
彼は自分の考えていることや疑問をちゃんと口にしてくれる。その事実に安心感を覚えながら、首を左右に振った。