鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
私を庇って守ろうとしてくれているのはわかる。だけど、彼が立ち向かう姿を前に自然と身体が震えてしまった。本来ならば頼もしく心強いはずなのに、男性的な力強さを感じて、呼吸が浅くなる。
視線をわずかに下に向け、声が耳に入ってこないよう意識しながら息をする。
悠生さんは私の味方だ。そんな人を恐ろしく思うなんて、自分自身が許せない。
「離婚は、できません」
消え入りそうな声にはなったけれど、なんとか告げる。
「悠生さんは私を選んでくれました。その気持ちを無視して、私が彼のもとを離れることはできません」
そこで初めて悠生さんの父親が反応を示した。
視線をわずかに下に向け、声が耳に入ってこないよう意識しながら息をする。
悠生さんは私の味方だ。そんな人を恐ろしく思うなんて、自分自身が許せない。
「離婚は、できません」
消え入りそうな声にはなったけれど、なんとか告げる。
「悠生さんは私を選んでくれました。その気持ちを無視して、私が彼のもとを離れることはできません」
そこで初めて悠生さんの父親が反応を示した。