鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「荒療治にはなるが、夫婦らしい距離に慣れるなら、いっそ本当にそれらしい真似をすればいいんじゃないかと思ってな」
「つまり……デートをするという意味ですよね」
「ああ、そうだ」
心の中がざわざわして、どう答えるべきかを考える。
私のために方法を提案してくれたのはうれしいけれど、果たして本当にそれでうまくいくのだろうか。
でもここで断るのは、自分のトラウマから逃げるのと変わらない気がする。
「どう思う?」
信号に捕まった車が止まり、悠生さんがバックミラー越しに真剣な眼差しを向けてきた。その瞳に映る自分を見て、胸がまたざわりとする。
「してみたい、です」
「つまり……デートをするという意味ですよね」
「ああ、そうだ」
心の中がざわざわして、どう答えるべきかを考える。
私のために方法を提案してくれたのはうれしいけれど、果たして本当にそれでうまくいくのだろうか。
でもここで断るのは、自分のトラウマから逃げるのと変わらない気がする。
「どう思う?」
信号に捕まった車が止まり、悠生さんがバックミラー越しに真剣な眼差しを向けてきた。その瞳に映る自分を見て、胸がまたざわりとする。
「してみたい、です」