世界はそれを愛と呼ぶ

第4節 初代鬼帝

☪︎




─ある日、目を覚ました少年の前に広がるのは。


「……っ」


血まみれの寝室。
自分に覆い被さる両親や兄。

全員事切れて、冷たくなっていた光景だった。

幼かった少年は、二度と家族は笑わないのだと悟る。
そして、息を殺して生きはじめる。


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