すべての愛を君だけに。
こんなに好きなのはわたしだけかな。
歩ちゃんの中では、まだわたしは姪のままなのかも。
「ドライブ行くか」
「えっ」
歩ちゃんの匂いと体温を堪能していると、頭の上から神のような言葉が降ってくる。
ドライブ!?
こんな夜に…歩ちゃんと…っ。
嬉しすぎて気持ちが顔に出そう…。
「ニヤけてんぞ」
歩ちゃんの大きな手が頬を撫でる。
会えただけでも嬉しいのにそんなドライブだなんて。
わくわくとドキドキが止まらない。
「上、何か羽織って来い」
「わかった!ちょっと待ってて!」
「ん、急がなくていいからコケるなよ」
「わかった!絶対待っててよ!」
「はいはい」