ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜
「そ、昊葉会長すみません!忘れてて…」
「大丈夫だよ、気にしないで。それと、ごめんね1組のみんな。恋星さんにちょっとだけ用があってね。今借りても大丈夫そうかな?」
「借りても」なんてそんな恥ずかしいことよく言えるな、と思った。
そして、クラスメイトがまたさっきとは別に騒ぎ始める。
「昊葉会長だ!やばいんだけど!近くで見るとめっちゃイケメン!」
なんていう声が聞こえてくる。
やっぱり、誰から見ても昊葉会長はかっこいいんだな〜なんて思う。
そんな中、雨晴さんは何も感じていないようで全く動じず質問に答えた。
「ええ、良いわよ。私達は急ぎではないし。あ、そうだ。恋星さん、よかったら今日一緒に帰りましょ。正門で待ってるから」
「えと…うん!じゃあみんな、ちょっと行ってくるね!また明日話そうね!」
「雨晴さんはまた後で」
すれ違う時に小声で言うと、満足げに笑ってくれた。
笑顔でみんなに手を振ってから、昊葉会長の後をついていく。
きれいな真白い廊下を、興味津々に見ながら生徒会室に向かう。
階段を1階分下がったところで、突然昊葉会長が止まり、思わずぶつかりそうになった。
どうしたんだろう?と思って昊葉会長を見る。
「ここが生徒会室にだよ。多分今の時間なら、生徒副会長の那津葉さんがいると思うから、ノックして先に入ってくれるかな?」
「?あ、はい…」
なんでだろうと思いながらも、昊葉会長の言った通りに扉をノックして入る。
「大丈夫だよ、気にしないで。それと、ごめんね1組のみんな。恋星さんにちょっとだけ用があってね。今借りても大丈夫そうかな?」
「借りても」なんてそんな恥ずかしいことよく言えるな、と思った。
そして、クラスメイトがまたさっきとは別に騒ぎ始める。
「昊葉会長だ!やばいんだけど!近くで見るとめっちゃイケメン!」
なんていう声が聞こえてくる。
やっぱり、誰から見ても昊葉会長はかっこいいんだな〜なんて思う。
そんな中、雨晴さんは何も感じていないようで全く動じず質問に答えた。
「ええ、良いわよ。私達は急ぎではないし。あ、そうだ。恋星さん、よかったら今日一緒に帰りましょ。正門で待ってるから」
「えと…うん!じゃあみんな、ちょっと行ってくるね!また明日話そうね!」
「雨晴さんはまた後で」
すれ違う時に小声で言うと、満足げに笑ってくれた。
笑顔でみんなに手を振ってから、昊葉会長の後をついていく。
きれいな真白い廊下を、興味津々に見ながら生徒会室に向かう。
階段を1階分下がったところで、突然昊葉会長が止まり、思わずぶつかりそうになった。
どうしたんだろう?と思って昊葉会長を見る。
「ここが生徒会室にだよ。多分今の時間なら、生徒副会長の那津葉さんがいると思うから、ノックして先に入ってくれるかな?」
「?あ、はい…」
なんでだろうと思いながらも、昊葉会長の言った通りに扉をノックして入る。