ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜
そして、その能力に追加で王家の能力が加わったはず。


それはいったいなんなのか…知りたかった。


本当にただの好奇心。


「確かにそれは気になるかもね。じゃあ夜空、指先に魔力を集中させてみてくれないか?」


魔王様に言われた通り、俺は魔力を指先に集めた。


その時。


ゴロゴロ、ゴロゴロ。


大きな雷の音が鳴った。


さっきまで雪が降っていたのに、突然の雷。


何かがおかしい、そう感じとった。


「夜空、ゆっくりでいい。魔力を分散させずに内側に持っていくんだ」


魔王様がさっきよりも真剣な声色で行ったため、緊張が走る。


「やってみます」


そして、また言われた通りにやってみる。


すると雷の音は一瞬にして消え、また静かに雪が降り出した。
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