ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜
「えっ…い、いいの?他に一緒にいたい人いると思うよ?」


皇くんには音花さんのような、かわいい人がお似合いだ。


私じゃ不釣り合い。


そう思ったら、なんだか苦しかった。


「僕が恋星さんと一緒にいたいんだ。ダメ…?」


瞳をうるませて言う皇くんに、抗えなかった結果。


「う…い、いいよ」


「ありがとう!恋星さん」


すごく嬉しそうに笑うから、私も嬉しかった。


それから私達は、いろいろなものを見て回った。


皇くんは彩鈴ちゃんと違って、生徒以外は誰にも話しかけられなかった。


だから、私としても気が楽だった。


「夜空くーん!」


ふと、皇くんを呼ぶ音花さんの声が聞こえた。


こちらに歩いてきた音花さんは、いきなり皇くんに抱きついた。
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