ヒミツの恋―不倫―
浴衣姿のあずを前に
俺はもう我慢できなかった。


その髪、唇、肌に触れたい。
あずを全身で感じたい。



こんなにも大切に…優しく触れ合うのは初めてだ。



壊れそうなものを包み込むように…



長い間
あずを感じていた。



俺を受け入れるエロい顔、エロい体にまた惚れたんだ。




人が人を好きになるのに果てはあるの?



『んっ…んあっ…仁くん…』





甘い声がたまらない。


こいつは最高の女だ。







重なった俺とあずは畳の上で寄り添い
ゆったりと流れる時間を楽しんだんだ。



その後、2人で露天風呂に入った。



あずの香り…
幸せを噛み締める。



また会えない日々を過ごす。



淋しい日々を過ごすんだ…。




だけど幸せな日々になる。
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