家族と
次の日
私はドキドキしながら、リビングへやってきた。
ダイニングテーブルの上には美味しそうな朝ごはんが並んでいる。
「お、おはようございます。」
そう言いつつ、私はなるべく川田さんの方をみないようにする。
だって、普通にクラスメート、しかも男子の寝起きみるとか、タブーじゃん!
私はヘアセットもしたし、着替えたし、いつも学校にいる姿。
普段は何もしないまま、朝ごはんを食べて、食べ終えてから身支度をするんだけど。
やっぱ、川田さんがいると恥ずかしくてそうはいかないっていうか・・・
「あ、妃愛、おはよう。ほら、紫翠もあいさつしなさい。」
碧さんが川田さんに声をかける。
「おはよ。」
こっちも向かずにそっけなく挨拶をし、スタスタと自分の部屋へ戻ってしまった。
私は緊張でカチコチになりながら、椅子に座り、こんがり焼けたトーストに手を伸ばす。
さっくり・・・・
ほんのり甘い小麦の風味が口に広がり、少しだけ緊張がほぐれる。
< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

私ときみのひみつ

総文字数/1,686

恋愛(学園)5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
こちらは、「私ときみの恋のみち〜想いを伝えたい〜』のリニューアル版です ---------------- 「恋愛好きな女の子」のフリをする 衣川 羽音愛  × 「学校のプリンスさま」ツンデレ男子 月音 亜希 正直興味もなかった恋愛に 初心者な私が 学校一のモテ男子に 溺愛されちゃいます・・・・
ねえ、寂しそうにしないでよ

総文字数/9,619

恋愛(キケン・ダーク)25ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「久しぶり、蒼」 その声は、教室の騒めきを全て消して、静かに響いた。 「蒼の隣、空いてるから、ここに座るね。」 何も気にせず、ただまっすぐに俺のことを見つめてくる。 突然の再会に、胸が高鳴った。けれど、口から溢れたのは、そっけない返事だった。 「あ、そう。勝手にすれば。俺には関係ない。」 その言葉に、君は少しだけ、驚いた顔をしたけれど、すぐに柔らかな笑みを浮かべた。 ・・・・俺は、強くなきゃいけない。 心に何かを抱え、不良のふりをしている 黒崎 蒼 (くろざき あお) あの頃から何も変わらずにまっすぐ生きている 波野 青月 (なみの せづき) ねぇ、どうしたらあの頃みたいになってくれる? どうしたら、私があなたの傷を癒してあげられる? あなたに歩み寄っていたら、わかるかな? start 6/21
従者恋愛ご案内

総文字数/0

ファンタジー0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【選んで書いて!野いちごミックスSSコンテスト応募中】 「ちょっと、あなた、よろしいかしら?」 ・・・始まりは突然で。 「お願いがあるのですけれど」 ・・・お願いは無謀だった。 ヴァンパイアプリンセスのお願いを全うしなさい。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop