学校の人気者は私だけを離してくれない
###No.3 絶対に離さない
楓さんの件が終わってから、学校生活は少しずつ落ち着いていった。
冬人くんも前より素直になった。
……ほんの少しだけ。
「おはよう。」
朝、教室に入ると冬人くんが声をかけてくる。
付き合う前なら絶対になかったことだ。
それだけで一日頑張れる。
でも。
幸せな時間は長く続かないらしい。
ある日。
体育の授業中だった。
私はダンス部の大会に向けて練習していた。
すると突然足をひねってしまった。
「痛っ……!」
その場にしゃがみ込む。
先生が駆け寄ってきた。
幸い軽い捻挫だった。
でも放課後。
その話を聞いた冬人くんは珍しく怒っていた。
「なんで無理した。」
「大会近いから……」
「怪我したら意味ないだろ。」
「ごめん。」
「謝るな。」
そう言いながら湿布を持ってくる。
不器用すぎる。
楓さんの件が終わってから、学校生活は少しずつ落ち着いていった。
冬人くんも前より素直になった。
……ほんの少しだけ。
「おはよう。」
朝、教室に入ると冬人くんが声をかけてくる。
付き合う前なら絶対になかったことだ。
それだけで一日頑張れる。
でも。
幸せな時間は長く続かないらしい。
ある日。
体育の授業中だった。
私はダンス部の大会に向けて練習していた。
すると突然足をひねってしまった。
「痛っ……!」
その場にしゃがみ込む。
先生が駆け寄ってきた。
幸い軽い捻挫だった。
でも放課後。
その話を聞いた冬人くんは珍しく怒っていた。
「なんで無理した。」
「大会近いから……」
「怪我したら意味ないだろ。」
「ごめん。」
「謝るな。」
そう言いながら湿布を持ってくる。
不器用すぎる。