満員電車。
想像とのギャップに驚いた私は言葉がでなかった。


そんな私に麻衣は、


「かっこいいね」



と耳打ちした。



普通にかっこいいと思う。


「捺岐人見知りだけど仲良くしてあげてっ」


そんなただの友達なのに大げさだよ、麻衣〜


「じゃあそうさせてもらうわ。てか二人ってなんか部活入ってる?」


『入ってないよ』


「じゃあサッカー部のマネやらない?今一人もいなくてさ」


マネージャーかぁ。


どっかの運動部にはいるよりはいいかも。


てか藤田くんサッカー部なんだ!!

似合いすぎ
!
そういえば麻衣の彼氏さんもサッカー部らしいからそういう関係だったんだ。


「え〜いいかも♪」


やっぱり麻衣は乗り気だ。


部活の時も彼氏さんといれるもんね。


「捺岐やろうよぉ」


そして私に頼んでくる。


麻衣のお願いする顔苦手だぁ〜


いいよって言っちゃうもん!


「うん、やろうかな」



「「やったー」」


二人が叫んだ。


麻衣はともかく藤田くんまで…


そんなにマネージャーいなくて大変だったんだ。


「じゃさっそく放課後おいでよ」



まぁ裕也もサッカーしてるわけだし、これを期に詳しくなるのもいいかも!


なんか楽しみ。


< 50 / 72 >

この作品をシェア

pagetop