B4サイズに魔法をつめて
第二章
第一話
消えていた。
漫画原稿だけが。
ペンも、物差しも、消しゴムも、ノートやハサミも部屋に散乱していたけれど。
片付けたら、元の位置に戻ったのに。
漫画原稿だけが、ない。
(怒りに任せて、投げつけるなんてことしたからだ)
以前に投稿した原稿だった。
編集部からも批評付きで返却されたもの。
でも、だからといって。
(大切なものなのに)
投げたりするべきじゃなかった。
大事に、ちゃんと保管しておくべきだった。
考えられるのは、大谷 真昼だった。
床に散らばった漫画原稿を集めていたところを見ていたし。
私のファンだと言って、目を輝かせていた。
(盗まれた?)
冬原 ちづかの原稿が、欲しかったのかもしれない。
心臓がドギマギしてくる。
漫画原稿を盗まれたなんて、ショックだった。
私の全部をかけて創作したものだから。
大切に生み出したものだから。
漫画原稿だけが。
ペンも、物差しも、消しゴムも、ノートやハサミも部屋に散乱していたけれど。
片付けたら、元の位置に戻ったのに。
漫画原稿だけが、ない。
(怒りに任せて、投げつけるなんてことしたからだ)
以前に投稿した原稿だった。
編集部からも批評付きで返却されたもの。
でも、だからといって。
(大切なものなのに)
投げたりするべきじゃなかった。
大事に、ちゃんと保管しておくべきだった。
考えられるのは、大谷 真昼だった。
床に散らばった漫画原稿を集めていたところを見ていたし。
私のファンだと言って、目を輝かせていた。
(盗まれた?)
冬原 ちづかの原稿が、欲しかったのかもしれない。
心臓がドギマギしてくる。
漫画原稿を盗まれたなんて、ショックだった。
私の全部をかけて創作したものだから。
大切に生み出したものだから。