B4サイズに魔法をつめて
オドオドしている真昼が、お母さんに頭を下げて、
「お邪魔しました」
と部屋を出て行くので、私もコンビニに行くと言って、一緒に出てきた。
「師匠、漫画の作業をしなくても大丈夫なんですか?」
「え? うん。ちょっと休憩」
ふたりとも黙ったまま、歩いていた。
それだけなのに、何となく、この時間が楽しかった。
……ううん、真昼といる時間が楽しいんだ。
「真昼はさ、楽しい?」
と、唐突な質問をしてみる。
「楽しい? 何がでしょう?」
「なんでもない〜」
真昼はわかっていないみたいだけど、
「師匠、私は毎日楽しいです」
と、口角を上げた。
「師匠との時間は、私にとって大切で、貴重です」
真昼は俯いて、
「私が言うと、お、お、おこがましいですけれど」
と、小さな声で言う。
「なんで?」
私が立ち止まり、真昼も足を止めた。
「おこがましくなんかない。あんたはなんで、そんなふうに自分を下げるのよ」
「お邪魔しました」
と部屋を出て行くので、私もコンビニに行くと言って、一緒に出てきた。
「師匠、漫画の作業をしなくても大丈夫なんですか?」
「え? うん。ちょっと休憩」
ふたりとも黙ったまま、歩いていた。
それだけなのに、何となく、この時間が楽しかった。
……ううん、真昼といる時間が楽しいんだ。
「真昼はさ、楽しい?」
と、唐突な質問をしてみる。
「楽しい? 何がでしょう?」
「なんでもない〜」
真昼はわかっていないみたいだけど、
「師匠、私は毎日楽しいです」
と、口角を上げた。
「師匠との時間は、私にとって大切で、貴重です」
真昼は俯いて、
「私が言うと、お、お、おこがましいですけれど」
と、小さな声で言う。
「なんで?」
私が立ち止まり、真昼も足を止めた。
「おこがましくなんかない。あんたはなんで、そんなふうに自分を下げるのよ」