B4サイズに魔法をつめて
第三話
背景の描き方はコツを掴めば、真昼のほうが断然と上達が速かった。
「教室ってさ、普段見ているわりに、絵で描くと超難しくない?」
「結構、神経使いますよね」
「あと階段! 何あれ、マジでむずい!」
「師匠の描いた階段、絶対真正面からですね」
私はノートを真昼から隠して、
「だって!! アングル変えると、本当に頭こんがらがるから!!」
と、言い訳をした。
だけど。
いつか、真昼が言っていたように。
背景を練習していると、漫画の世界の中に入り込んだ気持ちになって、楽しい。
「師匠、最近『デイジー』の漫画投稿ページを見ていますか?」
真昼の言いたいことは、予想がついた。
「『小鳥 ねねこ』のこと?」
小鳥 ねねこは、二ヶ月前から『デイジー』の漫画投稿ページに現れた、漫画投稿者。
私達と同じ中学二年生で、初投稿でいきなり期待賞を受賞し、担当編集者付きにもなった。
「教室ってさ、普段見ているわりに、絵で描くと超難しくない?」
「結構、神経使いますよね」
「あと階段! 何あれ、マジでむずい!」
「師匠の描いた階段、絶対真正面からですね」
私はノートを真昼から隠して、
「だって!! アングル変えると、本当に頭こんがらがるから!!」
と、言い訳をした。
だけど。
いつか、真昼が言っていたように。
背景を練習していると、漫画の世界の中に入り込んだ気持ちになって、楽しい。
「師匠、最近『デイジー』の漫画投稿ページを見ていますか?」
真昼の言いたいことは、予想がついた。
「『小鳥 ねねこ』のこと?」
小鳥 ねねこは、二ヶ月前から『デイジー』の漫画投稿ページに現れた、漫画投稿者。
私達と同じ中学二年生で、初投稿でいきなり期待賞を受賞し、担当編集者付きにもなった。