Music of Frontier
「え、えっと…。ベーシュさん、酸っぱいものお好きなんですね…?」
「別にそういう訳じゃないけど」
え?そういう訳じゃないの?
じゃあこれはやっぱり…俺への嫌がらせ?
「でも、酸っぱいでしょ?それ」
「えぇ…。人殺せそうなほど酸っぱいですね」
口がもう…おちょぼ口になってるよ。アスタリスクみたいに。「*」って。
「酸っぱいもの飲んでるときは、『酸っぱい!』以外に何も考えられなくなるでしょ?むしろあまりの酸っぱさに、難しいこと考えるのが馬鹿馬鹿しくなってこない?」
「…え?」
「昔、私がちょっと落ち込んでるときに、父がよく作ってくれたの。この酸っぱさの前には、悩むのもアホらしいだろ、って」
「…!」
…まさか、ベーシュさんあなた。
俺を慰めるつもりで…この酸っぱいジュースを?
「…となると、甘過ぎるジュースでも、辛過ぎるジュースでもアリなのか?」
「甘過ぎると糖分が気になるし、辛過ぎるとお腹痛くなるでしょ?苦いと薬飲んでるみたいで嫌だし。だから酸っぱいジュースにしたんだって」
「…成程…」
納得出来るような…出来ないような…出来るような。
「私も今まで、このファルネフレット家の極すっぱジュースで元気を出してきたから。ルトリアも、これで大丈夫だよ」
「…ベーシュさん…」
嫌がらせかと思ったら、まさかの慰めだった。
ファルネフレット家直伝の慰め法。
少々乱暴な気がするし、めちゃくちゃ酸っぱくて正直飲めないのだが…。
でも、ベーシュさんのその気持ちが嬉しかった。
「別にそういう訳じゃないけど」
え?そういう訳じゃないの?
じゃあこれはやっぱり…俺への嫌がらせ?
「でも、酸っぱいでしょ?それ」
「えぇ…。人殺せそうなほど酸っぱいですね」
口がもう…おちょぼ口になってるよ。アスタリスクみたいに。「*」って。
「酸っぱいもの飲んでるときは、『酸っぱい!』以外に何も考えられなくなるでしょ?むしろあまりの酸っぱさに、難しいこと考えるのが馬鹿馬鹿しくなってこない?」
「…え?」
「昔、私がちょっと落ち込んでるときに、父がよく作ってくれたの。この酸っぱさの前には、悩むのもアホらしいだろ、って」
「…!」
…まさか、ベーシュさんあなた。
俺を慰めるつもりで…この酸っぱいジュースを?
「…となると、甘過ぎるジュースでも、辛過ぎるジュースでもアリなのか?」
「甘過ぎると糖分が気になるし、辛過ぎるとお腹痛くなるでしょ?苦いと薬飲んでるみたいで嫌だし。だから酸っぱいジュースにしたんだって」
「…成程…」
納得出来るような…出来ないような…出来るような。
「私も今まで、このファルネフレット家の極すっぱジュースで元気を出してきたから。ルトリアも、これで大丈夫だよ」
「…ベーシュさん…」
嫌がらせかと思ったら、まさかの慰めだった。
ファルネフレット家直伝の慰め法。
少々乱暴な気がするし、めちゃくちゃ酸っぱくて正直飲めないのだが…。
でも、ベーシュさんのその気持ちが嬉しかった。