佐藤先輩と私(佐藤)が出会ったら
「私がお父さんのことを"パパ”って呼んでたのは中学3年までです!!!
今はもう呼んでません!!!」
「兄妹喧嘩はちょっと待って、竜也君それで〜?
別れ話長引いたの〜?」
お母さんからがそう聞いたタイミングで佐藤先輩がまたリビングに戻ってきた。
「それが別れ話じゃなくてさ。
"は?”って思うことをめちゃくちゃ言われて。
"俺はそれは無理だから、俺と別れた方が良いんじゃない?”って別れ話に持っていこうとしたけど、何か・・・何かさぁぁぁぁ・・・・!!!
いや、"別れたい”ってハッキリ言えなかった俺も悪いけどさぁぁぁぁぁ!!!
・・・・・・あ、これ怒ってないよ!?」
佐藤先輩が慌てて最後にそう言ってきたので、私は笑いながら頷いた。
それにはホッとした顔をした後にハムスターのプーの所へと行き、佐藤先輩が家に来たタイミングでゴソゴソと木の家の穴から出てきたプーのことを佐藤先輩は両手で優しくすくい上げた。
「ただいまぁ、プー。
今日はオヤツを買って来られなかったんだよ、ごめんねぇ。
電車の中でもギリギリまで話してたんだけどさ。
俺ってバスケ部と家族以外の人間とは、優しいっていうかテキトーに笑ってその場をテキトーに対応してるだけの広くて浅い人間関係タイプだからさ、自分からは別れ話を切り出せなくてさぁぁぁ。
こんなに遅くなっちゃったからプーのオヤツが売ってるスーパーまで行けなかったんだよ。
また絶対買ってくるからね。
はぁぁぁぁ〜・・・可愛い・・・あぁぁぁぁぁっ可愛いっっ!」
「ああ、そうなのね、電車の中でも"ヒヨリ”さんと話してたから今回は連絡が遅くなったのね?」
「お母さん、何回も間違えてるけど"ヒマリ”さんね?」
「あ、そうだった、ヒマリさん。」
「佐藤先輩の彼女の名前、いつも微妙に間違えるの気を付けなよ。」
「本当にそれ!!
たまに俺まで本人の前で間違えて、めっちゃ気まずいから!!」
「いつもすぐに彼女が変わるからフワッとしか聞いてなくて〜。」
「俺ダメっすよね〜、マジで恋愛向いてない。
一生独身だったらマジでどうしよう・・・。
俺、絶対に晶みたいな子どもが欲しいんだけど。」
「それ昔から言ってるもんね〜!」
お母さんが笑いながらダイニングテーブルにお皿を並べ始めたので、私はご飯をよそい始める。
今日もお母さんが佐藤先輩のブレザーをソッと持ち上げた動きを確認しながら。
熱々のご飯を佐藤先輩のお茶碗に久しぶりによそっていたら、ダイニングテーブルの所にいたお母さんが私のことを指差してきたのが視界に入った。
「あ、そうだ、晶と結婚しちゃえば?
私、竜也君だったら全然良いよ?
竜也君と晶だったら晶みたいな顔の子どもが生まれるだろうし。」
お母さんが初めてそんなことを言い出したことにビックリし佐藤先輩のことを見ると、佐藤先輩はラグの上でプーと戯れながら私のことを見ていて・・・。
ドキドキとしながら佐藤先輩の返事を待ってしまったら・・・
「いや、俺の妹じゃないですか。
兄妹なのに結婚とか出来ないじゃないですか。
"良い案閃いた!!”みたいな顔で何言ってるんですか。」
ドン引きした顔の佐藤先輩がお母さんに大真面目な声でそう言った。
今はもう呼んでません!!!」
「兄妹喧嘩はちょっと待って、竜也君それで〜?
別れ話長引いたの〜?」
お母さんからがそう聞いたタイミングで佐藤先輩がまたリビングに戻ってきた。
「それが別れ話じゃなくてさ。
"は?”って思うことをめちゃくちゃ言われて。
"俺はそれは無理だから、俺と別れた方が良いんじゃない?”って別れ話に持っていこうとしたけど、何か・・・何かさぁぁぁぁ・・・・!!!
いや、"別れたい”ってハッキリ言えなかった俺も悪いけどさぁぁぁぁぁ!!!
・・・・・・あ、これ怒ってないよ!?」
佐藤先輩が慌てて最後にそう言ってきたので、私は笑いながら頷いた。
それにはホッとした顔をした後にハムスターのプーの所へと行き、佐藤先輩が家に来たタイミングでゴソゴソと木の家の穴から出てきたプーのことを佐藤先輩は両手で優しくすくい上げた。
「ただいまぁ、プー。
今日はオヤツを買って来られなかったんだよ、ごめんねぇ。
電車の中でもギリギリまで話してたんだけどさ。
俺ってバスケ部と家族以外の人間とは、優しいっていうかテキトーに笑ってその場をテキトーに対応してるだけの広くて浅い人間関係タイプだからさ、自分からは別れ話を切り出せなくてさぁぁぁ。
こんなに遅くなっちゃったからプーのオヤツが売ってるスーパーまで行けなかったんだよ。
また絶対買ってくるからね。
はぁぁぁぁ〜・・・可愛い・・・あぁぁぁぁぁっ可愛いっっ!」
「ああ、そうなのね、電車の中でも"ヒヨリ”さんと話してたから今回は連絡が遅くなったのね?」
「お母さん、何回も間違えてるけど"ヒマリ”さんね?」
「あ、そうだった、ヒマリさん。」
「佐藤先輩の彼女の名前、いつも微妙に間違えるの気を付けなよ。」
「本当にそれ!!
たまに俺まで本人の前で間違えて、めっちゃ気まずいから!!」
「いつもすぐに彼女が変わるからフワッとしか聞いてなくて〜。」
「俺ダメっすよね〜、マジで恋愛向いてない。
一生独身だったらマジでどうしよう・・・。
俺、絶対に晶みたいな子どもが欲しいんだけど。」
「それ昔から言ってるもんね〜!」
お母さんが笑いながらダイニングテーブルにお皿を並べ始めたので、私はご飯をよそい始める。
今日もお母さんが佐藤先輩のブレザーをソッと持ち上げた動きを確認しながら。
熱々のご飯を佐藤先輩のお茶碗に久しぶりによそっていたら、ダイニングテーブルの所にいたお母さんが私のことを指差してきたのが視界に入った。
「あ、そうだ、晶と結婚しちゃえば?
私、竜也君だったら全然良いよ?
竜也君と晶だったら晶みたいな顔の子どもが生まれるだろうし。」
お母さんが初めてそんなことを言い出したことにビックリし佐藤先輩のことを見ると、佐藤先輩はラグの上でプーと戯れながら私のことを見ていて・・・。
ドキドキとしながら佐藤先輩の返事を待ってしまったら・・・
「いや、俺の妹じゃないですか。
兄妹なのに結婚とか出来ないじゃないですか。
"良い案閃いた!!”みたいな顔で何言ってるんですか。」
ドン引きした顔の佐藤先輩がお母さんに大真面目な声でそう言った。