高嶺のぼっちはかまわれたい
いつもの知っている繁華街とは少し違って、わたしは足早に通り過ぎようとした。

そのとき――。


「めっちゃかわいいコ、見〜つけたっ♪」


突然、だれかに肩をつかまれた。

驚いて振り返ると、少し顔を赤く染めた大学生らしき男の人が3人いた。


「うわ〜!マジで美人!」

「モデルかなんか?1人でどこ行くの〜?」


若干呂律が回ってなくて、お酒の臭いがするから、この人たち…酔っ払ってる。


「俺たちこれから2軒目行くんだけど、いっしょにどう〜?」

「…離してくださいっ。それにわたし、まだ高校生なのでお酒なんて飲めません」

「え〜!ウソだ〜!」

「こんな大人っぽい高校生いたらビビるわ〜!」


酔っ払っていて、わたしの話なんてまったく聞こうとしてくれない。

面倒くさい人たちに絡まれてしまった。


どうしようかと困っていると――。


「なにしてるの、あんたら?」


そんな声が聞こえたかと思ったら、わたしの肩をつかむ大学生の腕をだれかがつかんでいた。
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