俺様同期の執着愛
それも2カ月が経つ頃には限界を迎え、俺は次第に未空さんと会う頻度を減らしていった。とにかく、自由を制限されるからだ。
ひとりで飲みに行くのはだめ、会社の飲みも2次会はだめ、一緒に家にいるときにテレビもだめ、外出先は彼女の好きなブランドの店、ちょい高めのレストラン。
とにかく食事は苦痛だった。
料理が出てくると彼女はSNSに載せるための写真を何枚も撮った。そのあいだに料理が冷める。俺が先に食べることも禁止されている。
俺は彼女が一番いい写真が撮れるまでお預けを食らっていた。
未空さんは彼氏の一部を自分と一緒にSNSに載せたがった。それも俺は心底嫌だった。
よって付き合い出して翌月には、ほとんど恋人らしいことはしなくなっていた。
そしてあの夜、彼女が俺の部屋に押しかけてきて突然別れを切り出したのだ。こっちから別れを告げるつもりだったのに、まさか向こうから別れてくれるとは――。
彼女は俺のことなど好きではなく、自分に金を使ってくれる男が好きだったのだろう。
もうとうぶん、女と付き合うのはやめて、独り身を謳歌しようと思った。
そんなときに、武本と別れたばかりの綾芽と偶然居酒屋の前で会ってしまったのだった。
ひとりで飲みに行くのはだめ、会社の飲みも2次会はだめ、一緒に家にいるときにテレビもだめ、外出先は彼女の好きなブランドの店、ちょい高めのレストラン。
とにかく食事は苦痛だった。
料理が出てくると彼女はSNSに載せるための写真を何枚も撮った。そのあいだに料理が冷める。俺が先に食べることも禁止されている。
俺は彼女が一番いい写真が撮れるまでお預けを食らっていた。
未空さんは彼氏の一部を自分と一緒にSNSに載せたがった。それも俺は心底嫌だった。
よって付き合い出して翌月には、ほとんど恋人らしいことはしなくなっていた。
そしてあの夜、彼女が俺の部屋に押しかけてきて突然別れを切り出したのだ。こっちから別れを告げるつもりだったのに、まさか向こうから別れてくれるとは――。
彼女は俺のことなど好きではなく、自分に金を使ってくれる男が好きだったのだろう。
もうとうぶん、女と付き合うのはやめて、独り身を謳歌しようと思った。
そんなときに、武本と別れたばかりの綾芽と偶然居酒屋の前で会ってしまったのだった。