君のことが好き。  恋しちゃってもいいですか?②
変なことに巻き込まれた小野寺はそれだけでもう顔が死んでる。死んでるというか呆れてる。お疲れ。

そんなこんなで今日の部活が終わった。

「真央くん。」
その日の夜,部活の間一度も話しかけて来んかった結衣が突然俺に話しかけに来た。
「何?どしたん?」
「あ,あのさ…今日一緒に帰らへん?」
「うん?俺は別に良いけど?」
「そっか。良かった。じゃあ体育館の入り口で待っとくな。」
と言い残し走って行った。今日の結衣なんか変?急にマネージャーしたいなんて言い出したりして。
「うん…。」

しばらくボーッと突っ立っとったら
「この鈍感モンスター!」
って香織に背中ど突かれた。コイツホンマパワーあるよな。ちゃんと痛い。

「痛った!何すんねん!」
「芹沢真央くんがいつまで経ってもボーッとしてるから喝入れてあげただけやで!さっさと着替えろ〜!」
「ハァ?お前何言って…。」

「早く結衣のとこ行ってあげ。待ってんで。」

珍しく香織が真面目な顔で俺にそう言った。

今日は7月20日。花火大会まであと3日。
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