リアル・アクション・アプリ
アプリの制限時間は1時間あるけれどやはり日常生活を送りながら行動するのは難しそうだ。
「とにかく、できるヤツはさっさと動画撮ろうか」
昇がそう言って私に自分のスマホを押し付けてきた。
撮ってくれということなんだろう。
私は言われるがままに教室後方へ移動して、昇へ向けてカメラを構えた。
なにも知らないクラスメートたちが興味津々に見てくるなか、昇が軽々と逆立ちしてみせた。
まるで糸で操られているかのような身軽さに思わず「ほぅ」とため息が漏れた。
不覚にもカッコイイと思ってしまって慌てて左右に首をふる。
「次は瞳な」
「わ、私!?」
まさか教室内で逆立ちすることになるなんて思っていなくて慌てたけれど、ロッカーの中から体操服を取り出してスカートの下にジャージを着込んだ。
ふと見ると知里もすでにスカートの下にジャージを履いていて、準備万端だ。
「じゃ、撮影お願いね」
昇にスマホを渡して壁に向かってたつ。
「とにかく、できるヤツはさっさと動画撮ろうか」
昇がそう言って私に自分のスマホを押し付けてきた。
撮ってくれということなんだろう。
私は言われるがままに教室後方へ移動して、昇へ向けてカメラを構えた。
なにも知らないクラスメートたちが興味津々に見てくるなか、昇が軽々と逆立ちしてみせた。
まるで糸で操られているかのような身軽さに思わず「ほぅ」とため息が漏れた。
不覚にもカッコイイと思ってしまって慌てて左右に首をふる。
「次は瞳な」
「わ、私!?」
まさか教室内で逆立ちすることになるなんて思っていなくて慌てたけれど、ロッカーの中から体操服を取り出してスカートの下にジャージを着込んだ。
ふと見ると知里もすでにスカートの下にジャージを履いていて、準備万端だ。
「じゃ、撮影お願いね」
昇にスマホを渡して壁に向かってたつ。