恋愛日和〜真逆の二人が惹かれ合うまで〜
「日和、電気消すぞ」
「はい」
今夜も日向のマンションに泊まることにした日和がベッドに横たわり、日向は照明を絞る。
日向もベッドに入ると、嬉しそうに日和が身を寄せてきた。
「日向さん、明日楽しみね」
「ああ、そうだな」
明日はクリスマスイブ。
二人は仕事終わりに、桜が咲き誇ることで有名なホテルに下見に行くことになっていた。
電話で仮予約した結婚式の申し込みをし、ディナーもそのホテルで食べることにしている。
日和には内緒なのだが、日向はキャンセル拾いを粘り、部屋もひと部屋押さえていた。
(日和、喜ぶかな。あ!でも、着替えとか化粧品がないのは困るか。でもなあ、どうせならサプライズで喜ばせたい)
そんなことを思うなんて、以前の自分では考えられない。
日向は自分に苦笑いしつつ、さり気なく日和に話しかけた。
「日和。明日さ、もしホテルに空室が出たら泊まろうか」
「えっ?無理ですよ、そんなの。クリスマスイブで既に満室って言われたし。レストランを予約出来ただけでもラッキーなくらいなのに」
「もしかしたら、の話だよ。念の為に、着替えも持って行こう」
「うーん、だめだったら余計にガッカリしない?」
「でももし部屋が空いてたら、着替え持ってくれば良かった!って後悔するかもしれないぞ?」
そう言うと日和は、ふふっと笑う。
「日向さんって、ポジティブ思考だね」
「いや、まあ、可能性があるなら排除しないってだけだ」
「ふうん、頭のいいポジティブさんだね」
「なんだそれ?」
「ふふふ、面白い」
よく分からないが、日和が可愛いのでヨシとする。
「じゃあ、着替え持って行こうな」
「はい」
うん、と満足気に頷き、日向は日和を抱き寄せた。
サラサラと髪を優しくなでていると、日和が顔を上げる。
「はい」
今夜も日向のマンションに泊まることにした日和がベッドに横たわり、日向は照明を絞る。
日向もベッドに入ると、嬉しそうに日和が身を寄せてきた。
「日向さん、明日楽しみね」
「ああ、そうだな」
明日はクリスマスイブ。
二人は仕事終わりに、桜が咲き誇ることで有名なホテルに下見に行くことになっていた。
電話で仮予約した結婚式の申し込みをし、ディナーもそのホテルで食べることにしている。
日和には内緒なのだが、日向はキャンセル拾いを粘り、部屋もひと部屋押さえていた。
(日和、喜ぶかな。あ!でも、着替えとか化粧品がないのは困るか。でもなあ、どうせならサプライズで喜ばせたい)
そんなことを思うなんて、以前の自分では考えられない。
日向は自分に苦笑いしつつ、さり気なく日和に話しかけた。
「日和。明日さ、もしホテルに空室が出たら泊まろうか」
「えっ?無理ですよ、そんなの。クリスマスイブで既に満室って言われたし。レストランを予約出来ただけでもラッキーなくらいなのに」
「もしかしたら、の話だよ。念の為に、着替えも持って行こう」
「うーん、だめだったら余計にガッカリしない?」
「でももし部屋が空いてたら、着替え持ってくれば良かった!って後悔するかもしれないぞ?」
そう言うと日和は、ふふっと笑う。
「日向さんって、ポジティブ思考だね」
「いや、まあ、可能性があるなら排除しないってだけだ」
「ふうん、頭のいいポジティブさんだね」
「なんだそれ?」
「ふふふ、面白い」
よく分からないが、日和が可愛いのでヨシとする。
「じゃあ、着替え持って行こうな」
「はい」
うん、と満足気に頷き、日向は日和を抱き寄せた。
サラサラと髪を優しくなでていると、日和が顔を上げる。