ポジティブ総長様はネガティブお嬢様を溺愛したくて仕方ない
眠ることを知らない夜の街
今日も、夜の蝶は街のいたるところで自由に舞っている
これはその一角でのお話
西区で一番人気のキャバクラ、「夜の蝶」に働きたいと申し出る一人の少女がいた。
「えーっと、君本当にここで働きたいの?」
「はい!あ、もちろん成人してますよ!」
ご安心を!と、自信満々に答える少女とは裏腹にオーナーらしき人は困り顔だった。
「まぁそれも大切なんだけどさ…本当に黒服として働きたいの?」
「えぇ!一度あのスーツを着てみたくって!」
意味のわからない志望動機に更に困惑するオーナーだったが、戸惑いながらも少女に尋ねる。
「そう…いやそれならいいんだけどね?
君、とても黒服には見えないというか…むしろ顔は整ってるんだし、嬢の方じゃなくていいのか?」
ぶっちゃけソッチのほうが稼げるよ?と、何度も確認してくるこの店のオーナー。
今日も、夜の蝶は街のいたるところで自由に舞っている
これはその一角でのお話
西区で一番人気のキャバクラ、「夜の蝶」に働きたいと申し出る一人の少女がいた。
「えーっと、君本当にここで働きたいの?」
「はい!あ、もちろん成人してますよ!」
ご安心を!と、自信満々に答える少女とは裏腹にオーナーらしき人は困り顔だった。
「まぁそれも大切なんだけどさ…本当に黒服として働きたいの?」
「えぇ!一度あのスーツを着てみたくって!」
意味のわからない志望動機に更に困惑するオーナーだったが、戸惑いながらも少女に尋ねる。
「そう…いやそれならいいんだけどね?
君、とても黒服には見えないというか…むしろ顔は整ってるんだし、嬢の方じゃなくていいのか?」
ぶっちゃけソッチのほうが稼げるよ?と、何度も確認してくるこの店のオーナー。