妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
それから、母の様子もおかしかった。先程からアドルグの方をちらちらと見ている。それはここから先が、聞かれたくないことであることを表していた。
「……お義兄様、この件については私も同罪です。なぜなら、彼女に無理をさせたのは私でもありますから」
「レセティアよ、それはどういうことなのだ?」
「端的に申し上げてしまいますと、私達が彼女を巻き込んだといいますか……三人で盛り上がったといいますか……」
「兄上、これ以上レセティアには言わせないでいただきたい」
「……」
「……」
両親の発言に、アドルグは伯父と顔を見合わせていた。
二人の抽象的な物言いは、ある事実を表している。その事実に、アドルグは今日から両親のことを尊敬するのはやめようと思った。
そう思った矢先、国王様の怒号が響いてきた。それを聞きながら、アドルグはこの事実を兄弟達にどのように話すべきか、頭を抱えるのであった。
「……お義兄様、この件については私も同罪です。なぜなら、彼女に無理をさせたのは私でもありますから」
「レセティアよ、それはどういうことなのだ?」
「端的に申し上げてしまいますと、私達が彼女を巻き込んだといいますか……三人で盛り上がったといいますか……」
「兄上、これ以上レセティアには言わせないでいただきたい」
「……」
「……」
両親の発言に、アドルグは伯父と顔を見合わせていた。
二人の抽象的な物言いは、ある事実を表している。その事実に、アドルグは今日から両親のことを尊敬するのはやめようと思った。
そう思った矢先、国王様の怒号が響いてきた。それを聞きながら、アドルグはこの事実を兄弟達にどのように話すべきか、頭を抱えるのであった。