true or false~銀縁眼鏡を外した敏腕弁護士は、清純秘書に惑溺する
「後悔してることって?」
「もう少し、学生の頃の話をしましょうよ」
きっと、日本から離れるから、寂しいのだろうと、しばらく千佳さんと生徒会の頃の話をした。
もうこんな時間か・・・
「急ぎの案件があるので、そろそろ失礼します」
「まだ一緒にいたい」
「もう、切り上げましょう。ご主人もお待ちでしょ?昔の知り合いとはいえ、こんな時間まで他の男と会っていると、気を悪くされますよ。相談なら電話で」
「ううん、いいの。今日、彼は出張でね。今夜だけなの、日本で自由に過ごせる時間・・・」
「千佳さん・・・」
「何でも自分の気持ちに正直に突き進んで、叶えて来た・・・でも、1つだけ自分の気持ちに嘘ついたことが、優聖君への気持ちなの」
潤む瞳は、あの頃と違って妖艶で、お酒のせいもあり、熱を帯びている。
今までの人生で、唯一告白して、フラれた女性・・・
「お願い、優聖君。私、優聖君と付き合えなかったこと、今でも心残りなの」
俺の手を握る手が熱い。千佳さんを見ると、潤む目でジッと見つめている。
「1度だけでいいの・・・結婚する前なら・・・許されるでしょ?」
一筋の涙が零れ落ちる千佳さんは、更に力強く手を握りしめる。
「優聖君・・・今夜だけ・・・お願い、私と一緒に過ごして・・・優聖君の温もりを体に刻みたい・・・」
「千佳さん・・・俺とそんな関係になって、後悔しませんか?彼を裏切ることになりますよ?」
「このまま連れ去ってくれる?映画みたいに・・・私、それでもいいわよ?」
「本気・・・ですか?」
「飲み過ぎたみたい・・・部屋まで送って。お願い、優聖君」
時計を見ると、終電の時間が近づく・・・
こまさんと顧客からのメッセージも何件か入っているが・・・
「千佳さん、部屋に行きましょう」
フラつく千佳さんを支えて、エレベータに向かった。
深澤さん・・・
慣れない俺の部屋で、1人寂しくしているだろうか・・・
ごめんね・・・
聞いた部屋番号の前に着き、千佳さんがバッグから取り出した部屋のカードキーを受け取り、ドアを開けた。
「部屋に着きましたよ」
声を掛けると、俺の頬に手を当て懇願するように、潤んだ目で見つめた後、胸に顔を埋めた。
「ベッドまで運んで・・・」
フラつく千佳さんに引き込まれ、俺は部屋に入り、ドアがゆっくりと2人を閉ざした。
「もう少し、学生の頃の話をしましょうよ」
きっと、日本から離れるから、寂しいのだろうと、しばらく千佳さんと生徒会の頃の話をした。
もうこんな時間か・・・
「急ぎの案件があるので、そろそろ失礼します」
「まだ一緒にいたい」
「もう、切り上げましょう。ご主人もお待ちでしょ?昔の知り合いとはいえ、こんな時間まで他の男と会っていると、気を悪くされますよ。相談なら電話で」
「ううん、いいの。今日、彼は出張でね。今夜だけなの、日本で自由に過ごせる時間・・・」
「千佳さん・・・」
「何でも自分の気持ちに正直に突き進んで、叶えて来た・・・でも、1つだけ自分の気持ちに嘘ついたことが、優聖君への気持ちなの」
潤む瞳は、あの頃と違って妖艶で、お酒のせいもあり、熱を帯びている。
今までの人生で、唯一告白して、フラれた女性・・・
「お願い、優聖君。私、優聖君と付き合えなかったこと、今でも心残りなの」
俺の手を握る手が熱い。千佳さんを見ると、潤む目でジッと見つめている。
「1度だけでいいの・・・結婚する前なら・・・許されるでしょ?」
一筋の涙が零れ落ちる千佳さんは、更に力強く手を握りしめる。
「優聖君・・・今夜だけ・・・お願い、私と一緒に過ごして・・・優聖君の温もりを体に刻みたい・・・」
「千佳さん・・・俺とそんな関係になって、後悔しませんか?彼を裏切ることになりますよ?」
「このまま連れ去ってくれる?映画みたいに・・・私、それでもいいわよ?」
「本気・・・ですか?」
「飲み過ぎたみたい・・・部屋まで送って。お願い、優聖君」
時計を見ると、終電の時間が近づく・・・
こまさんと顧客からのメッセージも何件か入っているが・・・
「千佳さん、部屋に行きましょう」
フラつく千佳さんを支えて、エレベータに向かった。
深澤さん・・・
慣れない俺の部屋で、1人寂しくしているだろうか・・・
ごめんね・・・
聞いた部屋番号の前に着き、千佳さんがバッグから取り出した部屋のカードキーを受け取り、ドアを開けた。
「部屋に着きましたよ」
声を掛けると、俺の頬に手を当て懇願するように、潤んだ目で見つめた後、胸に顔を埋めた。
「ベッドまで運んで・・・」
フラつく千佳さんに引き込まれ、俺は部屋に入り、ドアがゆっくりと2人を閉ざした。