逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「出雲さん、こちらの彼、誰だかわかる? 日本のエンターテインメント界の期待の星よ」
「と、いいますと?」
やめて欲しいというように、航は眉をしかめて顔の前で手を振る。それに構わず浅川さんは、よりいっそう華やかなダリアの笑みで続けた。
「この間放送されたドラマ『田舎の生活』、原案と脚本を手掛けたのはこの彼なのよ!」
蓮さんは目を見開いた。
「『田舎の生活』の脚本ですか。ということは、安斎さん?」
「大正解! さすがエルネスト・エンタープライズの若きチームリーダー!」
浅川さんは、拍手せんばかりの勢いで蓮さんを誉めたたえる。
「航、こちらはかのIT企業、エルネスト・エンタープライズにお勤めの出雲さん。守秘義務があるから詳しくは話せないけど、このタイミングでご挨拶できるなんて、あなた、とってもラッキーなのよ」
守秘義務? このタイミング?
少し引っかかったが、蓮さんは平穏な笑顔のまま、航に話しかけた。
「安斎さん、『田舎の生活』は素晴らしい脚本でした。見終わったあと、なんというかな、青空を背にしたひまわりを見た後のような残像が浮かびました」
青空を背にしたひまわり……。
私は嬉しさで自然と笑顔になり、それがバレないように下を向いた。
蓮さんは航の作品を褒めたのだけど、実際にあの脚本を書いたのは私だから、心の底から嬉しくなる。
「と、いいますと?」
やめて欲しいというように、航は眉をしかめて顔の前で手を振る。それに構わず浅川さんは、よりいっそう華やかなダリアの笑みで続けた。
「この間放送されたドラマ『田舎の生活』、原案と脚本を手掛けたのはこの彼なのよ!」
蓮さんは目を見開いた。
「『田舎の生活』の脚本ですか。ということは、安斎さん?」
「大正解! さすがエルネスト・エンタープライズの若きチームリーダー!」
浅川さんは、拍手せんばかりの勢いで蓮さんを誉めたたえる。
「航、こちらはかのIT企業、エルネスト・エンタープライズにお勤めの出雲さん。守秘義務があるから詳しくは話せないけど、このタイミングでご挨拶できるなんて、あなた、とってもラッキーなのよ」
守秘義務? このタイミング?
少し引っかかったが、蓮さんは平穏な笑顔のまま、航に話しかけた。
「安斎さん、『田舎の生活』は素晴らしい脚本でした。見終わったあと、なんというかな、青空を背にしたひまわりを見た後のような残像が浮かびました」
青空を背にしたひまわり……。
私は嬉しさで自然と笑顔になり、それがバレないように下を向いた。
蓮さんは航の作品を褒めたのだけど、実際にあの脚本を書いたのは私だから、心の底から嬉しくなる。