逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「おお、ありがとう京花さん! はちみつで癒してレモンでヒリヒリと刺激する、この黄金比で審査員をノックアウトしてきますね!」
「祐介くんたちが有名になったら、『ねこつぐらゼリー』って名前にして、お店の看板商品にするから!」
『ねこつぐら』は、祐介と伊吹くんのコンビ名で、私たちの故郷で農閑期に作られる工芸品に由来している。
京花さんが笑顔で去ったあと、祐介はゼリーをスプーンですくって口に運び、「うめぇ」と満足そうに呟いた。「これ、俺たちが落ちても看板メニューにしてもらわないと」
私も一口食べる。国産レモンなのだろう、鮮やかな緑色のレモンゼストが入っていて、レモンそのものを味わっているかのような爽やかさだった。
「うん、これはいいね。今度、蓮さんと知里さんにも教えてあげよう」
私がそう言うと、祐介は思い出したように顔を上げた。
「あ、広瀬さんといえば、さっき会社で気になることを言ってた」
「なに?」
「──広瀬さん、今度、春木賢一朗とデートするってさ」
「祐介くんたちが有名になったら、『ねこつぐらゼリー』って名前にして、お店の看板商品にするから!」
『ねこつぐら』は、祐介と伊吹くんのコンビ名で、私たちの故郷で農閑期に作られる工芸品に由来している。
京花さんが笑顔で去ったあと、祐介はゼリーをスプーンですくって口に運び、「うめぇ」と満足そうに呟いた。「これ、俺たちが落ちても看板メニューにしてもらわないと」
私も一口食べる。国産レモンなのだろう、鮮やかな緑色のレモンゼストが入っていて、レモンそのものを味わっているかのような爽やかさだった。
「うん、これはいいね。今度、蓮さんと知里さんにも教えてあげよう」
私がそう言うと、祐介は思い出したように顔を上げた。
「あ、広瀬さんといえば、さっき会社で気になることを言ってた」
「なに?」
「──広瀬さん、今度、春木賢一朗とデートするってさ」