すべてはあの花のために②

 一応言質を取った葵は、まずはチカゼを引っ繰り返し。


「……ん。え。ええっ?! ちょっ、待てえ!」


 ようやく状況を把握したチカゼは、ひとまず放っておいて。


「よいしょっ」


 俯せになっているチカゼの手を後ろへ引っ張り、足を絡ませ――――。


「マジで待て! これは――」


 後ろにそのままごろんと横なってチカゼを持ち上げる!


「どりゃあーッ!」

「いててててててー……!!」


 チカゼは葵の上でエビ反り状態になった!
 そんなことをしていると、次のアキラが入ってきてしまって。


「……と、取り込み中だったんだな。ごめん」


 と言って部屋から出て行きそうになり。


「アキー! 助けてくれえー!」


 チカゼは助けを求めたのだった。

<監視その1>
 チカゼの場合
(※デレてもプロレス技の練習台)


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