吸血鬼少女レイチェル。
ここ英国、トマトハウスは今日も長閑です。
「いい。ジャガイモを植えるのよ」
レイチェルお嬢さまがグリーンノヴァで作業体数台に指示しています。
作業体のオルガノイド脳にインプットされたのでしょうか。
ヒト遺伝子をゲノム編集し細胞培養された有機脳、オルガノイド脳、その有機脳を金属部品で組み立てられた、作業体は頭部に収めています。

あたしは本を木陰でめくっています。

申し遅れました。

あたしはセブン。トマトハウス、メイド、セブンとなります。

グリーンノヴァは初夏の日差しでした。

小説の頁を捲ると緑雨に満ちた清風を感じました。

木々の梢が揺れ囁きを放ちます。これらも木漏れ日の日々といえるでしょうか。

数台の作業体がジャガイモの苗を植えています。

その動きを見ています。

あたしが好きな小説に「赤毛のアン」シリーズがあるのですけれど、世界は少しばかりほおっておいてうまく行く、という台詞があります。事実上述べているのですが長閑なトマトハウスとグリーンノヴァの風景はそれらを思い起こさせるようでありました。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

錬金術師たち。
coror/著

総文字数/748

ファンタジー4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
アッシュ・ルビジウム・・・錬金術師。 ミリアン・カーバイド・・・アッシュの幼なじみ。女の子。 セリカ・キセノン・・・貴族の娘で薬草使い。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop