青にきらめく世界は、君の色でできている。


「こんなこと言ったら、引かれるか、笑われちゃうかもしれないですけど……」

「引かないし、笑わないよ」

「……お願いしたんです、神様に。そして約束したんです」

「神様に?」

「はい」


――大好きな人を助けるために、力を貸してくださいって。


だけど力を授ける代わりにと、神様は“ある条件”を出してきた。

もしも神様から告げられた条件を達成できなかった、その時には……。


「わたしじゃ、無理だろうから。……きっと、今日でさようなら、だね」


鳥居の方をジッと見つめていたわたしは、高崎先輩がどんな顔をしているのかは分からなかったけど。

……きっと今のわたしの顔は、人には見せられないくらい情けない顔をしているんだろうなって。

そう思った。


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