青にきらめく世界は、君の色でできている。
ぜんぶぜんぶ――音無さんの行動は、俺を助けるためのものだったのか。
頬を熱いものが伝う。
流れる涙を拭っていれば、また景色が変わった。
それは一番はじめに見た、神社での光景の続きだった。
『いいだろう。だが、もし――――なかったら、お主が代わりに――――。それでもいいのか?』
どこか安心するような、おだやかで落ち着いた声が、鼓膜をくすぐった。
その言葉に、音無さんが「はい」とはっきり応えた声を最後に、俺の意識は暗転した。