溺愛してみたい君振り向かせたくて

エピローグ

 エピローグ


 1


 私は、どうしても求めてくる彼を振り払えなかった。

 彼の名前を呼んで、そばにいられるだけでいい。

 私に飽きてしまうまで、そばにいたい。

 初めて恋をして、初めて信用できた相手。

 それ以上に会った瞬間から、惹かれている。

 目を奪うほどの美貌もあるけれど。

 その存在感、知れば知るほどの底知れないほどの芯の強さ。

 心の底から焦がれ、全てを欲してしまう。

 彼が望む限り、そばにいたい欲求。

 いつまで一緒にいられるか、それは誰にもわからないけれど。

 もう一度、そばにいて、彼の名前を呼びたい。

 彼が求める限り。

 私の望むことは、それだけでいいーー。

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