幼なじみからの溺愛が止まりません!
危険な幼なじみ

いつもの日常

爽やかで、どこか甘い、そんな春の暖かい風が、窓から吹き込んでくる。

なぜか凄く落ち着く香りで、まだ寝ていたくなってしまう。

でもその香りにの中に、嗅いだことのあるいい匂いもあった。


時刻は5:30。

スマホのアラームがなって、ようやく起きようとしたころ。






ちゅっ





そんなリップ音が、部屋に響いた。


びっくりして目を開けると、ニヤニヤした玲音(れおん)がいて、私は思わず叫んだ。



「寝顔があまりにも可愛かったから襲っちゃった♡」



「⋯⋯っキャーーーー!」



思い切り叫んでから、私は玲音の胸をドンッと押した。

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